お名前 [日常]
10月に入りお天気も安定するのかと思いきや、やはり雨の日が多い富山です。
異常気象という言葉だけで片付けるのはどうかと思いますが、やはり異常としか言えないような感じですね。
田んぼの作業は全部終わって農作業場の片付けも終わりましたが、来年に向けての農作業(田んぼの秋起こし等)が全然出来ず、相変わらず悶々とした日々を過ごしています。
先日の月曜日(体育の日)にようやく農機具と作業場の掃除が終わりました ^^
これはコンバインの掃除をしているところです。いつの間にかペコちゃんに撮られてました ^^;
もう12年目の機械です。古いからあちこちガタが来ていますが、まだまだ買い替えるなんて出来ないのでこうやってメンテナンスをしています。
やったね、キレイになりました(^^;
ちなみにボクは若い頃に勤務先の人事異動で農機具の点検整備の職場にいたことがあるんです。
その時はとっても嫌だったけど、今となればその経験が役に立っていますね。
これでやっと秋が終わった…というか、今年の分の田んぼの仕事が終わったという気がします(^^)
こちら富山では、昨日からテレビや新聞を賑わしているニュースがあります。
富山県からコシヒカリよりも良い米をということで、10年以上研究を重ねてきた新しいお米『富富富(ふふふ)』が昨日発売となったんです。
上の2枚は昨日の朝刊です。新ブランドとして県が力を入れていることがよく分かります。
そしてこちらはまた今朝の朝刊ですね
きっと今日の夕方も食べた人の感想なんかが放送されるのでしょうね。
もともと富山県の稲作の主力品種は『コシヒカリ』です。とても美味しいお米だと思います。
ただしこのコシヒカリにはいくつかの弱点があるんです。
まずは栽培上の弱点として、倒伏しやすいそうです。確かに今年の秋も長雨でなかなか刈り取れず、倒伏している田んぼをたくさん見ました。
この新品種は、稲の長さがコシヒカリより20cmほど短いそうなんです。確かに短い方が倒れにくいというのは分りますよね。
次に、コシヒカリは病気に弱い…らしいです。らしいというのは、我が家でも近所でも病気になってる稲を見ていないもので、実感が湧かないんですよね(^^;
でも、稲が元々病気にかかりにくいというなら、それは歓迎すべきことと思います。何といっても農薬を使わなくて済みますからね。
ボクは農薬は嫌いなんだけど、それでも殺虫剤や除草剤は使用します。ただ、収穫時期には残留成分は残らないという時期までしか使いません。それでもやはり使わない方がいいと思います。
今度は食べる方としては、『いつも食べているお米より美味しい…』などという意見が昨年の試作段階で出ていました。
ただね…ボクはこれにはちょっと異議があります。
試食会に出されるお米なんて、絶対に不味いお米である訳がないんです。100%混じりっ気無しのお米であることは間違いないと思います。
ですから、そういう場で意見を言う人には100%混じりっ気無しのコシヒカリとを一緒に食べ比べていただきたいですね。
ボクの住む村からも、県やJA主催の試食会に招かれた人がいらっしゃったんだけど、『全然美味しいとは思わなかった』と、口を揃えて言っておられました。そして他の地域にお住いの米農家の方々も同様でした。
別にコシヒカリを贔屓するわけではありませんし、話題の新品種を貶めようなどとも思いません。ただ、今まで毎日食べているものにはどうしても慣れというか、親しんだ味というのがあるのだろうと思います。
そんな訳で、作ることに何か特段に大きなメリットでもなければきっとボクは作らないような気がします。
実は、ボクが新しい米を作りたくないのには、もうひとつ理由があるんです。それもものすごく大きな理由が。
それは、この富富富(ふふふ)というネーミングが嫌いだからなんですね(^^;
ここ数年、全国的にお米の新品種というのは数多く発表されています。
その中でも、同じ北陸では福井県が今年『いちほまれ』という名の新品種を売り出しました。
そしてお隣の石川県では『ひゃくまん穀(ごく)』という名の新品種を昨年発表しています。
それに比べて『富富富』って、全然お米らしくない名前です。一体誰がこんなアンポンタンな名前を付けたのでしょう?これだけ聞いても米の名前とは思えません。
全く生産意欲の湧かない名前なんです。やっぱり米は米らしい名前がいいなと思います。
石川や福井がとっても羨ましいです。
単なるボクの想いですが、ここはボクのページなので許してね(^^;
今年6月に富山で起きた交番襲撃事件から、もう早や3ヶ月以上が経過しました。
昨日の富富富デビューの新聞のトップ記事に、その時の犯人が退院して逮捕されたという記事が載っていました。
警官に撃たれた影響で、どうやら下半身が不随になってるらしいです。
そんなになってしまった不自由な身体でこれからの一生を生きて行かねばならないなんて、自業自得とはいえ残念な人生ですね。しかも『殺人犯』という名で生きていかねばなりません。
それとは正反対に、ボクの中では名をあげた若者がいます。
秋田の金足農業高校の吉田君のプロ野球志願での台詞ですね。『どこのチームに行ってもしっかり努力したい…』に大アッパレを差し上げたくなります。
どうせ世に名前が知られるならば、殺人犯でなくてこんなのがいいですね。
つまらん記事に長のお付き合い、ありがとうございました(^^)
異常気象という言葉だけで片付けるのはどうかと思いますが、やはり異常としか言えないような感じですね。
田んぼの作業は全部終わって農作業場の片付けも終わりましたが、来年に向けての農作業(田んぼの秋起こし等)が全然出来ず、相変わらず悶々とした日々を過ごしています。
先日の月曜日(体育の日)にようやく農機具と作業場の掃除が終わりました ^^
これはコンバインの掃除をしているところです。いつの間にかペコちゃんに撮られてました ^^;
もう12年目の機械です。古いからあちこちガタが来ていますが、まだまだ買い替えるなんて出来ないのでこうやってメンテナンスをしています。
やったね、キレイになりました(^^;
ちなみにボクは若い頃に勤務先の人事異動で農機具の点検整備の職場にいたことがあるんです。
その時はとっても嫌だったけど、今となればその経験が役に立っていますね。
これでやっと秋が終わった…というか、今年の分の田んぼの仕事が終わったという気がします(^^)
こちら富山では、昨日からテレビや新聞を賑わしているニュースがあります。
富山県からコシヒカリよりも良い米をということで、10年以上研究を重ねてきた新しいお米『富富富(ふふふ)』が昨日発売となったんです。
上の2枚は昨日の朝刊です。新ブランドとして県が力を入れていることがよく分かります。
そしてこちらはまた今朝の朝刊ですね
きっと今日の夕方も食べた人の感想なんかが放送されるのでしょうね。
もともと富山県の稲作の主力品種は『コシヒカリ』です。とても美味しいお米だと思います。
ただしこのコシヒカリにはいくつかの弱点があるんです。
まずは栽培上の弱点として、倒伏しやすいそうです。確かに今年の秋も長雨でなかなか刈り取れず、倒伏している田んぼをたくさん見ました。
この新品種は、稲の長さがコシヒカリより20cmほど短いそうなんです。確かに短い方が倒れにくいというのは分りますよね。
次に、コシヒカリは病気に弱い…らしいです。らしいというのは、我が家でも近所でも病気になってる稲を見ていないもので、実感が湧かないんですよね(^^;
でも、稲が元々病気にかかりにくいというなら、それは歓迎すべきことと思います。何といっても農薬を使わなくて済みますからね。
ボクは農薬は嫌いなんだけど、それでも殺虫剤や除草剤は使用します。ただ、収穫時期には残留成分は残らないという時期までしか使いません。それでもやはり使わない方がいいと思います。
今度は食べる方としては、『いつも食べているお米より美味しい…』などという意見が昨年の試作段階で出ていました。
ただね…ボクはこれにはちょっと異議があります。
試食会に出されるお米なんて、絶対に不味いお米である訳がないんです。100%混じりっ気無しのお米であることは間違いないと思います。
ですから、そういう場で意見を言う人には100%混じりっ気無しのコシヒカリとを一緒に食べ比べていただきたいですね。
ボクの住む村からも、県やJA主催の試食会に招かれた人がいらっしゃったんだけど、『全然美味しいとは思わなかった』と、口を揃えて言っておられました。そして他の地域にお住いの米農家の方々も同様でした。
別にコシヒカリを贔屓するわけではありませんし、話題の新品種を貶めようなどとも思いません。ただ、今まで毎日食べているものにはどうしても慣れというか、親しんだ味というのがあるのだろうと思います。
そんな訳で、作ることに何か特段に大きなメリットでもなければきっとボクは作らないような気がします。
実は、ボクが新しい米を作りたくないのには、もうひとつ理由があるんです。それもものすごく大きな理由が。
それは、この富富富(ふふふ)というネーミングが嫌いだからなんですね(^^;
ここ数年、全国的にお米の新品種というのは数多く発表されています。
その中でも、同じ北陸では福井県が今年『いちほまれ』という名の新品種を売り出しました。
そしてお隣の石川県では『ひゃくまん穀(ごく)』という名の新品種を昨年発表しています。
それに比べて『富富富』って、全然お米らしくない名前です。一体誰がこんなアンポンタンな名前を付けたのでしょう?これだけ聞いても米の名前とは思えません。
全く生産意欲の湧かない名前なんです。やっぱり米は米らしい名前がいいなと思います。
石川や福井がとっても羨ましいです。
単なるボクの想いですが、ここはボクのページなので許してね(^^;
今年6月に富山で起きた交番襲撃事件から、もう早や3ヶ月以上が経過しました。
昨日の富富富デビューの新聞のトップ記事に、その時の犯人が退院して逮捕されたという記事が載っていました。
警官に撃たれた影響で、どうやら下半身が不随になってるらしいです。
そんなになってしまった不自由な身体でこれからの一生を生きて行かねばならないなんて、自業自得とはいえ残念な人生ですね。しかも『殺人犯』という名で生きていかねばなりません。
それとは正反対に、ボクの中では名をあげた若者がいます。
秋田の金足農業高校の吉田君のプロ野球志願での台詞ですね。『どこのチームに行ってもしっかり努力したい…』に大アッパレを差し上げたくなります。
どうせ世に名前が知られるならば、殺人犯でなくてこんなのがいいですね。
つまらん記事に長のお付き合い、ありがとうございました(^^)
2018-10-12 15:01
nice!(22)
コメント(10)
地元のスーパーで売っているおにぎりが「富山のコシヒカリ」で、子供用に毎日のように買っているんですけどね。安くて(セブンイレブンの半額ぐらい)いいのですが、もし新しいコメにかわったら値段もかわってしまうかもしれませんね。
by いっぷく (2018-10-13 04:03)
ふふふ、確かにお米っぽくない名前だけれど、記憶に残りやすい名前かも
by さる1号 (2018-10-13 09:43)
確かにお米らしくないネーミングでやすね。
凝りに凝った末に付けましたって感じでやすね。富の字体も一文字づつ変えてるし(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2018-10-13 16:40)
この時代、作る方はすぐさま真似できるので朝ドラまんぷくの社長のセリフじゃないですが「売る方の勝負」かと・・名前もいまさら農林〇〇号には戻せないでしょうよ!
『ふふふ』私は多分買わないでしょう。魚沼産コシヒカリも・・
コンバインの写真を見て驚いた、稲こき機械はいまもこん形なのだ~遠い昔、足踏み式だった頃の国栄機械(現在のグローリー)を思い出しました・・・
by OJJ (2018-10-13 17:54)
収穫後もお天気になってもらわないと進まない作業があるんですねー。
そうか、そうか、といろいろ想像しながら拝読いたしました。収穫後のこの丁寧なお手入れがあってこその来年なんですね~。農家さんが大切に大切に育てた農作物を食べる側も大切に頂かなくては!と感謝の心が更に沸いてきます。
今年のお米作りも本当にお疲れさまでした!!
「富富富(ふふふ)」(*´▽`*) なんだかよい事が沢山ありそうな名前ですが^m^
by Rinko (2018-10-15 09:18)
私がブログに書いたのも、この手のことですよ。幼稚化しているように思えてなりません。お疲れさまでした。
息子さんたちも成長されて、なかちゃんも少しは楽ができるんじゃないかな?フフフ!
by okko (2018-10-16 17:44)
こんにちは
今年はお米の出来具合は如何でしたでしょうか??
私の方、近くの農家の方が雨が多くて少なかったと言っていました。
by uchin (2018-10-18 09:28)
この米、最近知りました。
その内かみさんが仕入れてくる出せう・・・^^
by たいへー (2018-10-19 07:56)
お早う御座います。
農機具整理は大変ですが美味しいお米が採れるのは嬉しいですね。
そんな寒い時の外作業はインカの音楽を楽しんで下さいね。
https://www.youtube.com/watch?v=qS9AHAhpNUw
by 旅爺さん (2018-10-21 09:29)
♪ご来訪くださいました皆さま、コメントありがとうございました ^^
♪いっぷくさん、こんにちは ^^
毎日の富山米のお買い上げ、ありがとうございます。
県はこの新品種を高価格帯で流通させたいみたいですが、果たしてどうなるものやら…ですね(^^;
♪さる1号さん、こんにちは ^^
記憶には残りやすいけれど、その分ボクの中では悪いイメージが残ってしまいます(^^;
♪ぼんぼちぼちぼちさん、こんにちは ^^
お米らしくなさすぎて困っています。というか、ボクにしたらふざけてる部類です。
凝ったのか何だか分からないけど、字体の変化がなけりゃただ富が3つ並んでいるだけ、一体だれがこんなアンポンタンな名前にしたのでしょう。ふざけんな…です(ノ`´)ノ┷┷
♪OJJさん、こんにちは ^^
売り手の勝負ですが、作り手が作りたがらなけりゃどうにもならんとも思います。まだ農林〇〇号の方がはるかにましです(^^;
脱穀機の基本は、今も変わってないと思います(^^)
♪Rinkoさん、こんにちは ^^
そうなんです。このままだと秋起こしが出来ないまま終わってしまうかもしれません。
ただ、しない人もたくさんいるので、そんなに焦る必要もないんですよね。
結局は『なるようになれ…』です(^^)
♪okkoさん、こんにちは ^^
ホントに、幼稚化していると言われても仕方がないと思います。
子ども達は頼もしいけど、今年のような天候では当てにならんことも分かってしまいました(^^;
♪uchinさん、こんにちは ^^
今年はこちらでも収量は普通かそれ以下だったように聞きます。
我が家はおかげさまで普通より多めには獲れましたが、豊作とまではいかないかな?
♪たいへーさん、こんにちは ^^
おぉ、奥方様がお買い求めにならますか。
食べたらまた感想を聞かせてくださいね(^^)
♪旅爺さんさん、こんにちは ^^
農機具のメンテナンスは、結局来年楽に作業が出来るかどうかに係わってきますので、やはり欠かすことは出来ませんね。
音楽のプレゼント、ありがとうございます(^^)
by なかちゃん (2018-10-23 11:36)