飛行機と生命と別姓と… [新聞ネタ]
今日は冬至、一年で一番夜の長い日だということです。
暗いのが嫌いなボクは、言い換えれば一年で一番嫌いな日ということになりますが、明日から少しずつ日が
伸びて行くと考えればそれはそれで嬉しいことですね ^^;
でも、今日の富山の最高気温は10.6℃、例年よりも4~5℃くらい高いみたいです。
雪が降らないというのは、とてもありがたいことですけどね…
何も話題がないという訳ではありませんが、少し新聞のネタなどを…
今朝の北日本新聞朝刊に載ってた話題ですが、北陸新幹線の開業に伴い搭乗率の下がった全日空の
東京⇔富山便が減便となるみたいです。
北陸新幹線が開業したこと自体はもしかしたら喜ばしいことなのかもしれませんが、それ以外に不便になって
しまったことがいくつかあります。
まずは、東京へ行く以外のことがとても不便になりました。新幹線が開業したことによって、在来線が廃止と
なってしまったのです。
今まで利用していた北陸線が無くなって、あいの風とやま鉄道とかいうのになったんだけど、それによって
東京へ行く際の新幹線切符さえも富山駅に行かないと買えなくなりました。今までは最寄りのJRの駅で
買うことが出来たんですけど、これはとても不便です。
それから、金沢以西に行くのが大変不便になりました。
例えば今までは、広島とか博多へ行くのには富山から特急に乗り、新大阪か京都で新幹線に乗り換えるという
方法だったんだけど、今は金沢までが新幹線で、金沢からは特急で、また新大阪か京都で乗り換えるという
方法しかないんです。しかも、騒音対策で新幹線はAM6:00前には走らないので、今までよりも1便遅くなって
しまうんです。これも困りますね。
そして飛行機が減便になれば、さらに不便になると思います。
今回減便にならないように搭乗率を上げるため、県職員の東京への出張は飛行機の利用を命令されていたと
聞きます。
でもねぇ…これは最初から予想されてたことなんですよね。
新幹線が開通する前のJRのダイヤでは、富山⇔東京間は3時間20分ほどでした。
飛行機はというと飛行時間は約1時間でしたが、離陸前の搭乗にかかる時間とか羽田から都心までの時間
とか、富山空港までのアクセスとかを考えると合計3時間以上はかかったんですね。
それが今回新幹線では最短2時間13分で東京駅に到着となると、新幹線をチョイスするのは当然のことと
思われます。もちろん、料金のことも考えて…
決まっている旅客を取り合ってるだけなんだから、果たしてどうなることやら…ですね ^^;
まぁ、ボクの場合は沖縄へ行く際羽田を経由して向かう程度ですから大して影響はないんだけど、それでも
減便となると困りますね。
ただ、記事の最後に
『知事は富山空港の航空ネットワーク拡充のため、新規路線として九州、沖縄(那覇)便を初めて要望したほか、大阪(伊丹)便も引き続き開設を求めた。』
とあります。沖縄直行便が出来たらボクは最高に嬉しいですけどね (^^)
もうひとつ新聞ネタです。これも今朝の朝刊なんだけど、
こんな記事が掲載されていました。
紙面のコピーでは読み辛いと思いますので、記事全文をご紹介します。
「一緒になりたい 今しかない」 婚約男性が急性白血病、亡くなる前日入籍
婦中の溝口さん最愛の人看取る
3カ月後に結婚式を控え、富山市婦中町田島の薬剤師、溝口智哉さんが今月2日、急性白血病のため、29歳の若さで亡くなった。9年間交際していた保健師の里美さん(27)は、亡くなる直前の1日に智哉さんと入籍し、妻として最期を看(み)取った。里美さんは「急性白血病は若いと進行が早く、なかなか気付きにくい病気。今ある命を当たり前と思わず、一日一日を大切にしてほしい」と話している。(八尾・婦中支局長 正橋悠)
智哉さんは静岡県掛川市出身。兄や甲子園出場経験のある父の影響で、小学3年生の時に野球を始め、高校時代は外野手として活躍。高校を卒業して2年後の2007年に富山大薬学部に入学した。同大ハンドボール部で出会った同学年の里美さんとすぐに打ち解け、交際が始まった。
里美さんとの生活を考え、卒業後は、富山に残ることを選択。6年生の時に、富山大附属病院に薬剤師としての就職が決まったこともあり、同市婦中町田島のアパートで一緒に暮らし始めた。
「結婚」という言葉は口にしなかったが、ことしの秋ごろから自然と2人で式場を回るようになっていった。5カ所ほど見学した後、里美さんのお気に入りの式場に空きがあることが分かった。「予約していい?」。里美さんに聞かれると、「いいよ」とうなずき、それがプロポーズとなった。次の日には結婚指輪を買いに行き、最初は買わないつもりだった婚約指輪も購入した。
式の日取りが3月に決まり、いつでも籍を入れられるように婚姻届も用意。里美さんが中心となり、結婚式の準備が進んでいった。
智哉さんの体に異変が起きたのは9月ごろ。40度を超える熱が出るようになった。11月からは熱が下がらず、解熱薬を飲んで、何とか仕事を続けるといった状態になった。病院に通ったり、インターネットで調べたりしても原因は分からなかった。10月の定期健診でも異常は見つからなかった。
11月30日午後8時20分ごろ、部屋でうつぶせで倒れているのを帰宅した里美さんが発見。病院に救急搬送され、初めて急性白血病だと分かった。「明日を越えられるかも分からない」。里美さんに告げられた言葉は信じられないものだった。
最愛の人の死を目前にし、病室で里美さんの頭の中に浮かんだのは「智哉と一緒になりたい。今しかない」という思いだった。翌朝、一晩考えて出した結論を智哉さんの両親に伝え、認めてもらった。最初は里美さんの今後を考え、反対されたが、里美さんの意志が揺らぐことはなかった。自宅近くの行政センターに婚姻届を提出後、病床で指輪を交換。翌日の12月2日、智哉さんは息を引き取った。
妻として葬儀などに関わり、分かったのは、智哉さんが多くの人に慕われていたということ。病院にはひっきりなしに友人らが弔問に訪れ、市内で行われたお別れ会には約300人が訪れた。
「結婚できて良かった」と思う一方で、里美さんは願う。「なかなか気付きにくい病気なので、若い人には日々の健康管理をしっかりしてほしい。今後、医療技術が発達し、智哉に起きたようなことが少しでも減ってほしい」。そう話す里美さんの指には、智哉さんから贈られた指輪が今も輝いている。
急性白血病 血液細胞の成長が途中で止まってしまう病気。正常でない血液細胞が増える一方、白血球や赤血球、血小板が減ってしまう。貧血や感染症、出血などの症状が現れる。大きくは、骨髄性とリンパ性に分類される。抗がん薬などによる治療が行われる。
というのが紹介されていました。
最近の若いものは…という言葉を口にするようになってしまった身とすれば、何とも心を打つ物語でした。
というのも、ボク自身というか我が家の出来事なんだけど、実は孫に会うことが出来なくなったんです。
それは、簡単にいうと三男が離婚してしまったからなんだけど、今回ばかりは仕方がないと思いました。
今年の1月に孫が生まれてから、スグに三男の妻の母親が三男のアパートに入ってきました。
ボク達は、孫が生まれて大変な自分の娘の手助けのために入ったと理解して、感謝すらしてたんですね。
ところが、春が過ぎ梅雨に入っても自分の家に帰る様子はありません。
それどころか、いつの間にか自分の娘と孫を連れて毎晩出歩くようになり、自分たちは外食で三男には何の
食事も準備しない日が続くようになりました。
しかも、三男が自分の大工の仕事+飲食店での深夜アルバイトでそのお金を工面していて、最後にはお金を
稼ぐだけの家庭内別居状態となってたようです。
そんなある日、アパートの三男のものまで自分の物のように使う母親に対して、『少し考えてもらえないか』と
言ったところ、娘が『自分の母親にそんなことを言う人とは一緒には暮らせない』と言って、その日の内に家に
帰ったそうです。
その話を聞いたボクは、大噴火してしまいました。
後で聞いた話ですが、母親は一応自分の家があって息子夫婦と同居なんだけど、何もしない、片付けひとつ
出来ない人間で、息子夫婦や自分の姑(ばあちゃん)とも折り合いが悪くて結局は娘のところに転がり込んだ
形になってたみたいです。
しかも自分の連れ合いは仕事で福井県に行きっぱなしで、誰もそれを止めることも出来なかったんですね。
途中の経過を全く聞かなかったボク達にも責任はあるのかもしれません。
そんなアンポンタンなクソ親だということを知らずに結婚を認めてしまって、三男にはかわいそうなことをしました。
そんなことがあったもので、先の新聞記事を読んでボクはウルウルになってしまったんです (^^;
大変失礼しました <(_ _)>
最近のHOTな話題と言えば、やはり選択的夫婦別姓に対する判決が出たということでしょうか?
もう判決が出て何日も経ったので既にHOTとは言えないかもしれないけれど、いいんです。ボクのHOTなんて
その程度なんです ^^;
この件に関してはいろんな方がいろんなご意見を述べておられますが、実はボクの周りにも今回の裁判を
傍聴というか、応援しに行ってた方がいらっしゃいます。
そして、その方とこの件に関してお話するのをボクは極力避けていました。
先日などは、ボク以外の人ともやりあっておられました ^^;
まずは、その女性が『ほとんどの場合女性の方が苗字を変更させられている。これでは男女平等ではない。』
とおっしゃったんですね。
するとボクとは違う人、仮にAさんとすると、Aさんが『自分は別に奥さんの姓を名乗っても構いませんよ』と
言ったんです。
そしたら今度は『それはあなたが苗字を変えたことが無いからそんなことが言えるんだ』と言って、いきなり
怒り始めるんですね。
これには相手の人も、ボクもビックリしました。
そう言えば、裁判の中でも男女不平等というのも理由に入っていたかもしれませんね。
それ以外にも、職場で名前を変えなきゃならない不都合であるとか、自分の実家の姓が無くなるなどのお話を
いつまでも話しておられるんです。
職場での話とか実家の姓は理解できるとして、何でそれが男女不平等となるのか?それはボクには今でも
理解出来ません。現実のパーセンテージでは大きいと言われても、何でそれでボク達に対して怒るのかが
全く分からないんです。
それとは別に、子どもが生まれた場合は不都合がないか?とかの話をすると『何を自〇党みたいなことを
言っている』と、今度はそちらで怒りだす始末…こうなるともうお話は出来ませんよね。
自分の考え以外の話は聞く耳持たずってな感じですから ^^;
まぁ、そうなることが分かっていたので、それ以上深追いはしませんでした。
でも、こんなんでいいんかな?なんて思ってしまいます。
というのも、ボクは別に『夫婦は同姓じゃなきゃダメ』とも思っていないし、はっきりしなくて誠に申し訳ないけど
『どちらでもいい』という感覚なんです。
でも、今の日本人にはそんな人が多いんじゃないかな???
夫婦別姓OKと、NGとの割合は拮抗していたと聞きますが、それでもOKと言った人でも実際に別姓にする
人は少ないとのことですよね。
更に、先進国では日本だけだとか、外国の人が何やら抜かしやがったとかも聞きますが、それに関しても
どうでもいいことだと思います。
日本には日本として今まで培ってきた文化もあるし、日本人として育ってきた環境もあります。
それを無視して外国がどうだとか、屁理屈を付けて裁判で何とかしようとしても無理なんです。
世の中がそういう意見(別姓止む無し)で充満したら、その時には国会で論じられて法律が変わるでしょう。
そういう、自分たちの想いを丁寧に説明せずに、自分と意見の違う人に対して論破するようなことをしてたら、
ボクのようなヘソ曲がりは一発で反対する勢力に回ってしまうということを考えて行動してほしいですね。
興味のない人にとっては、どうでもいいこと…なんですから (^^;
今回もまた取り留めの無い内容になってしまいましたが、ご容赦を。
孫のことをお知らせせずに新しい年を迎えるのは不可能だと思いましたので、敢えて書きました。
そうしないと、新年の記事に『お孫さんは大きくなりましたか?』なんて書かれてしまいそうでしたので…
出来れば今年はもう一回くらいはアップしたいと思っています。
ではでは、ごきげんよう (^^)
暗いのが嫌いなボクは、言い換えれば一年で一番嫌いな日ということになりますが、明日から少しずつ日が
伸びて行くと考えればそれはそれで嬉しいことですね ^^;
でも、今日の富山の最高気温は10.6℃、例年よりも4~5℃くらい高いみたいです。
雪が降らないというのは、とてもありがたいことですけどね…
何も話題がないという訳ではありませんが、少し新聞のネタなどを…
今朝の北日本新聞朝刊に載ってた話題ですが、北陸新幹線の開業に伴い搭乗率の下がった全日空の
東京⇔富山便が減便となるみたいです。
北陸新幹線が開業したこと自体はもしかしたら喜ばしいことなのかもしれませんが、それ以外に不便になって
しまったことがいくつかあります。
まずは、東京へ行く以外のことがとても不便になりました。新幹線が開業したことによって、在来線が廃止と
なってしまったのです。
今まで利用していた北陸線が無くなって、あいの風とやま鉄道とかいうのになったんだけど、それによって
東京へ行く際の新幹線切符さえも富山駅に行かないと買えなくなりました。今までは最寄りのJRの駅で
買うことが出来たんですけど、これはとても不便です。
それから、金沢以西に行くのが大変不便になりました。
例えば今までは、広島とか博多へ行くのには富山から特急に乗り、新大阪か京都で新幹線に乗り換えるという
方法だったんだけど、今は金沢までが新幹線で、金沢からは特急で、また新大阪か京都で乗り換えるという
方法しかないんです。しかも、騒音対策で新幹線はAM6:00前には走らないので、今までよりも1便遅くなって
しまうんです。これも困りますね。
そして飛行機が減便になれば、さらに不便になると思います。
今回減便にならないように搭乗率を上げるため、県職員の東京への出張は飛行機の利用を命令されていたと
聞きます。
でもねぇ…これは最初から予想されてたことなんですよね。
新幹線が開通する前のJRのダイヤでは、富山⇔東京間は3時間20分ほどでした。
飛行機はというと飛行時間は約1時間でしたが、離陸前の搭乗にかかる時間とか羽田から都心までの時間
とか、富山空港までのアクセスとかを考えると合計3時間以上はかかったんですね。
それが今回新幹線では最短2時間13分で東京駅に到着となると、新幹線をチョイスするのは当然のことと
思われます。もちろん、料金のことも考えて…
決まっている旅客を取り合ってるだけなんだから、果たしてどうなることやら…ですね ^^;
まぁ、ボクの場合は沖縄へ行く際羽田を経由して向かう程度ですから大して影響はないんだけど、それでも
減便となると困りますね。
ただ、記事の最後に
『知事は富山空港の航空ネットワーク拡充のため、新規路線として九州、沖縄(那覇)便を初めて要望したほか、大阪(伊丹)便も引き続き開設を求めた。』
とあります。沖縄直行便が出来たらボクは最高に嬉しいですけどね (^^)
もうひとつ新聞ネタです。これも今朝の朝刊なんだけど、
こんな記事が掲載されていました。
紙面のコピーでは読み辛いと思いますので、記事全文をご紹介します。
「一緒になりたい 今しかない」 婚約男性が急性白血病、亡くなる前日入籍
婦中の溝口さん最愛の人看取る
3カ月後に結婚式を控え、富山市婦中町田島の薬剤師、溝口智哉さんが今月2日、急性白血病のため、29歳の若さで亡くなった。9年間交際していた保健師の里美さん(27)は、亡くなる直前の1日に智哉さんと入籍し、妻として最期を看(み)取った。里美さんは「急性白血病は若いと進行が早く、なかなか気付きにくい病気。今ある命を当たり前と思わず、一日一日を大切にしてほしい」と話している。(八尾・婦中支局長 正橋悠)
智哉さんは静岡県掛川市出身。兄や甲子園出場経験のある父の影響で、小学3年生の時に野球を始め、高校時代は外野手として活躍。高校を卒業して2年後の2007年に富山大薬学部に入学した。同大ハンドボール部で出会った同学年の里美さんとすぐに打ち解け、交際が始まった。
里美さんとの生活を考え、卒業後は、富山に残ることを選択。6年生の時に、富山大附属病院に薬剤師としての就職が決まったこともあり、同市婦中町田島のアパートで一緒に暮らし始めた。
「結婚」という言葉は口にしなかったが、ことしの秋ごろから自然と2人で式場を回るようになっていった。5カ所ほど見学した後、里美さんのお気に入りの式場に空きがあることが分かった。「予約していい?」。里美さんに聞かれると、「いいよ」とうなずき、それがプロポーズとなった。次の日には結婚指輪を買いに行き、最初は買わないつもりだった婚約指輪も購入した。
式の日取りが3月に決まり、いつでも籍を入れられるように婚姻届も用意。里美さんが中心となり、結婚式の準備が進んでいった。
智哉さんの体に異変が起きたのは9月ごろ。40度を超える熱が出るようになった。11月からは熱が下がらず、解熱薬を飲んで、何とか仕事を続けるといった状態になった。病院に通ったり、インターネットで調べたりしても原因は分からなかった。10月の定期健診でも異常は見つからなかった。
11月30日午後8時20分ごろ、部屋でうつぶせで倒れているのを帰宅した里美さんが発見。病院に救急搬送され、初めて急性白血病だと分かった。「明日を越えられるかも分からない」。里美さんに告げられた言葉は信じられないものだった。
最愛の人の死を目前にし、病室で里美さんの頭の中に浮かんだのは「智哉と一緒になりたい。今しかない」という思いだった。翌朝、一晩考えて出した結論を智哉さんの両親に伝え、認めてもらった。最初は里美さんの今後を考え、反対されたが、里美さんの意志が揺らぐことはなかった。自宅近くの行政センターに婚姻届を提出後、病床で指輪を交換。翌日の12月2日、智哉さんは息を引き取った。
妻として葬儀などに関わり、分かったのは、智哉さんが多くの人に慕われていたということ。病院にはひっきりなしに友人らが弔問に訪れ、市内で行われたお別れ会には約300人が訪れた。
「結婚できて良かった」と思う一方で、里美さんは願う。「なかなか気付きにくい病気なので、若い人には日々の健康管理をしっかりしてほしい。今後、医療技術が発達し、智哉に起きたようなことが少しでも減ってほしい」。そう話す里美さんの指には、智哉さんから贈られた指輪が今も輝いている。
急性白血病 血液細胞の成長が途中で止まってしまう病気。正常でない血液細胞が増える一方、白血球や赤血球、血小板が減ってしまう。貧血や感染症、出血などの症状が現れる。大きくは、骨髄性とリンパ性に分類される。抗がん薬などによる治療が行われる。
というのが紹介されていました。
最近の若いものは…という言葉を口にするようになってしまった身とすれば、何とも心を打つ物語でした。
というのも、ボク自身というか我が家の出来事なんだけど、実は孫に会うことが出来なくなったんです。
それは、簡単にいうと三男が離婚してしまったからなんだけど、今回ばかりは仕方がないと思いました。
今年の1月に孫が生まれてから、スグに三男の妻の母親が三男のアパートに入ってきました。
ボク達は、孫が生まれて大変な自分の娘の手助けのために入ったと理解して、感謝すらしてたんですね。
ところが、春が過ぎ梅雨に入っても自分の家に帰る様子はありません。
それどころか、いつの間にか自分の娘と孫を連れて毎晩出歩くようになり、自分たちは外食で三男には何の
食事も準備しない日が続くようになりました。
しかも、三男が自分の大工の仕事+飲食店での深夜アルバイトでそのお金を工面していて、最後にはお金を
稼ぐだけの家庭内別居状態となってたようです。
そんなある日、アパートの三男のものまで自分の物のように使う母親に対して、『少し考えてもらえないか』と
言ったところ、娘が『自分の母親にそんなことを言う人とは一緒には暮らせない』と言って、その日の内に家に
帰ったそうです。
その話を聞いたボクは、大噴火してしまいました。
後で聞いた話ですが、母親は一応自分の家があって息子夫婦と同居なんだけど、何もしない、片付けひとつ
出来ない人間で、息子夫婦や自分の姑(ばあちゃん)とも折り合いが悪くて結局は娘のところに転がり込んだ
形になってたみたいです。
しかも自分の連れ合いは仕事で福井県に行きっぱなしで、誰もそれを止めることも出来なかったんですね。
途中の経過を全く聞かなかったボク達にも責任はあるのかもしれません。
そんなアンポンタンなクソ親だということを知らずに結婚を認めてしまって、三男にはかわいそうなことをしました。
そんなことがあったもので、先の新聞記事を読んでボクはウルウルになってしまったんです (^^;
大変失礼しました <(_ _)>
最近のHOTな話題と言えば、やはり選択的夫婦別姓に対する判決が出たということでしょうか?
もう判決が出て何日も経ったので既にHOTとは言えないかもしれないけれど、いいんです。ボクのHOTなんて
その程度なんです ^^;
この件に関してはいろんな方がいろんなご意見を述べておられますが、実はボクの周りにも今回の裁判を
傍聴というか、応援しに行ってた方がいらっしゃいます。
そして、その方とこの件に関してお話するのをボクは極力避けていました。
先日などは、ボク以外の人ともやりあっておられました ^^;
まずは、その女性が『ほとんどの場合女性の方が苗字を変更させられている。これでは男女平等ではない。』
とおっしゃったんですね。
するとボクとは違う人、仮にAさんとすると、Aさんが『自分は別に奥さんの姓を名乗っても構いませんよ』と
言ったんです。
そしたら今度は『それはあなたが苗字を変えたことが無いからそんなことが言えるんだ』と言って、いきなり
怒り始めるんですね。
これには相手の人も、ボクもビックリしました。
そう言えば、裁判の中でも男女不平等というのも理由に入っていたかもしれませんね。
それ以外にも、職場で名前を変えなきゃならない不都合であるとか、自分の実家の姓が無くなるなどのお話を
いつまでも話しておられるんです。
職場での話とか実家の姓は理解できるとして、何でそれが男女不平等となるのか?それはボクには今でも
理解出来ません。現実のパーセンテージでは大きいと言われても、何でそれでボク達に対して怒るのかが
全く分からないんです。
それとは別に、子どもが生まれた場合は不都合がないか?とかの話をすると『何を自〇党みたいなことを
言っている』と、今度はそちらで怒りだす始末…こうなるともうお話は出来ませんよね。
自分の考え以外の話は聞く耳持たずってな感じですから ^^;
まぁ、そうなることが分かっていたので、それ以上深追いはしませんでした。
でも、こんなんでいいんかな?なんて思ってしまいます。
というのも、ボクは別に『夫婦は同姓じゃなきゃダメ』とも思っていないし、はっきりしなくて誠に申し訳ないけど
『どちらでもいい』という感覚なんです。
でも、今の日本人にはそんな人が多いんじゃないかな???
夫婦別姓OKと、NGとの割合は拮抗していたと聞きますが、それでもOKと言った人でも実際に別姓にする
人は少ないとのことですよね。
更に、先進国では日本だけだとか、外国の人が何やら抜かしやがったとかも聞きますが、それに関しても
どうでもいいことだと思います。
日本には日本として今まで培ってきた文化もあるし、日本人として育ってきた環境もあります。
それを無視して外国がどうだとか、屁理屈を付けて裁判で何とかしようとしても無理なんです。
世の中がそういう意見(別姓止む無し)で充満したら、その時には国会で論じられて法律が変わるでしょう。
そういう、自分たちの想いを丁寧に説明せずに、自分と意見の違う人に対して論破するようなことをしてたら、
ボクのようなヘソ曲がりは一発で反対する勢力に回ってしまうということを考えて行動してほしいですね。
興味のない人にとっては、どうでもいいこと…なんですから (^^;
今回もまた取り留めの無い内容になってしまいましたが、ご容赦を。
孫のことをお知らせせずに新しい年を迎えるのは不可能だと思いましたので、敢えて書きました。
そうしないと、新年の記事に『お孫さんは大きくなりましたか?』なんて書かれてしまいそうでしたので…
出来れば今年はもう一回くらいはアップしたいと思っています。
ではでは、ごきげんよう (^^)
2015-12-22 15:32
nice!(16)
コメント(12)
明治以前は夫婦別姓の時代が長かったらしいですね~(庶民は姓が無かったけど)北条政子や日野富子・・
by OJJ (2015-12-22 15:53)
こんばんは
三男さん 大変でしたね(@w@;))
さらりと書かれていらっしゃいますが
親御さんである なかちゃんさんご夫婦の心痛は想像を絶すると思います
最近よく思うし 感じることもあるのですが
今の日本 平和ボケなのか 「自分最優先人」という種類が
増殖しているように思えてなりません
三男さんの 新しいお幸せを心より祈念します
by 獏 (2015-12-22 20:20)
確かに飛行機は搭乗するまで、時間がかかって・・とくに検問が厳しくなったし。
航空会社の気持ちも分かりますけど、沖縄直行が出来るって、朗報じゃない?
3男さんのオハナシは酷いですよ、酷過ぎる!母娘の絆が強いのはいいけど、それよりもご主人が一番、大切だろ~、この野郎!です。
最後の夫婦別姓ですけど、香港駐在のときに、中国人のドライバーさんに、「奥さんのところは、どうして姓が同じなんですか?中国ではみんな別ですよ」って言われてビックリ。でも大抵の先進国では、別だと思う。ミスター アンド ミセス〇〇って紹介してるじゃない?
子どもが困るよね~。
新幹線で行きますよ、富山!兄貴のお墓にも出来れば参りたいし。
by okko (2015-12-23 11:13)
え~~~富山便少なくなるの?
それは困った。
私は飛行機が早いからな^^:
来年は、黒部峡谷見に行こうかななんて思っていたけど。あら?
ゆっくりじっくり記事も読みました。
私だったら、きっと籍入れるかなって、ちょっとウルウルしながら読んじゃった。
好きな人が病気になるって、耐え難いからね。
夫婦別せいね。
もう、この苗字のほうが長くなったから何とも言えないけど、旧姓は好きでした。
↑okkoさん、新幹線で行くのね。
私も行こうかな?いつ??
by michan (2015-12-23 12:54)
あ!息子さんのお話もひどいなって・・・
娘を持つ身として、母親としての自覚を再認識したよ。
って、私が娘の母親になれているかは疑問だけど。⇐最近娘のほうがしっかりしてるからな。(笑
by michan (2015-12-23 13:01)
夫婦性については全く同意です
どうも別姓を求めている方々の思考は理解できないです
単にヒステリックなだけとしか思えないようなーー;)
まぁ、正直なところ同性が良いです
どちらかに合わすかは相談の上で
自分は結婚時に奥さんの姓にしようと提案しましたが
奥さんが結婚しても同じ姓でいるのは嫌だと言って・・・
そういう女性もいるわけです
三男さん、大変でしたね
これは酷い・・・・・--;)
by さる1号 (2015-12-23 19:14)
私は妻の姓を名乗りたいと思っている者ですが
自分のブログに書いたように、夫婦別姓の件は
一部推進派にも反対派にも文句があります。
どっちも不真面目だから(笑)
私は義弟が白血病で亡くなっているのですが
それがきっかけでいろいろあり、妹および亡夫一族とは
絶縁なので、妹の娘とはたぶんもう会うこともないでしょうけど
私は父親も早く亡くしましたし、
血縁者であっても仲良しでも一期一会の気持ちを
忘れずにと思っています。
by いっぷく (2015-12-24 01:18)
U3です。
小説以外の記事を書く為に別ブログを立ち上げました。
世の中で起こっている出来事に警鐘を鳴らしていこうというブログです。
サブブログはそのまま残して置きます。
そしてメインブログはこれまで以上に充実させるつもりです。
新幹線が通って返って不便になった事の方が多いというのも何だか富山の方にはお気の僕な感じが致します。
急性白血病で亡くなられた有名人も大勢おられますね。夏目雅子を筆頭に相当数おられます。人の一生は何なのだろうと考えさせられました。
三男さんの事、お気の毒です。わたしがなかちゃんさんの立場なら乗り込んで怒鳴りつけていたかも知れません。損害賠償を求めても良いくらいです。
夫婦別姓についてはわたしもどちらでも良いと思っています。TVを見ても女性のコメンテーターがさも当然の権利だという様な論調と不満たらたらのコメントをしているのを見てチャンネルを変えました。自分の権利を声高に主張したり空気が読めない人間とは関わりたくありません。
後日U3のアイコンでお邪魔しますので温かく迎えて下さい(笑)
by justice (2015-12-24 23:50)
ポチッとな!
なかちゃんさん、三男さんのことであまり腹を立てないでね。体に悪いから。
by U3 (2015-12-24 23:57)
若い方のガンは怖いですね。血液検査で発見できなかったのでしょうか。
この方たちのように、薬剤師と保健婦というカップルでさえ、この結果。
その他の職業の人なら、まず気付かないということになりますね……。
相棒の父親は、2年前にリンパのガンが発見されましたが、抗癌剤治療で
なんとかやっつけて、11月には90歳を迎えることができました。
夫婦別姓。心の中では、自分は旧姓のままですが、社会的には同じ姓の方が
なんとなく、相棒の陰で保護されているような気がします。
独立した仕事を持っている女性は、自分の元の姓を使い続けたいでしょうね。
なかちゃん、そんな苦悩を抱えていたなんて……。
あんなに喜んでいたお孫さん、お孫さん当人にも気の毒なことでした。
一度は愛した人なのに、母親の方を取る相手の人が信じられません。
家に帰っていった方たち、今、居るところがあるのでしょうか。
なかちゃんにとっては、どうでもいいことでしょうけど……。
三男さんが早く立ち直って、すてきな幸せを見つけられますように。
兄貴のお墓参り、私もいつかさせていただきたいなと思っております(^^)
by ぐーちゃん (2015-12-27 15:18)
新幹線が通じて逆に不便になるのは東北や長野新幹線で分かってたことですけどね。
結局東京を中心に考えてるだけなんですよね。
三男さんの離婚、第三者の自分があれこれ言うことは控えますが、
信じられない母親&娘がいるんですね。
by 雅 (2015-12-27 21:39)
♪ご来訪くださいました皆さま、コメントありがとうございました ^^
特に今回の三男の件に関しては、暖かいお言葉をかけていただき、感謝です。
本当にありがとうございました。
♪OJJさん、こんばんは ^^
昔はホントに別姓だったらしいですね。知りませんでした ^^;
♪獏さん、こんばんは ^^
三男に対する暖かいお言葉、ありがとうございます。
おっしゃる通り。親としては腸の煮えくり返る思いでした。
自分最優先というか、単なるバカタレというか、分からん母娘でした。
♪okkoさん、こんばんは ^^
富山の場合は全日空に手を引かれると困るという理由がありまして、だからあちらさんも
強気で出てくるのだと思います。
三男に対するお言葉、ありがとうございます。
別姓に関しては、推進派の方は理屈ではなくて感情だけで持論を展開しておられるように
感じます。だから聞いてて気分が悪いのかもしれませんね。
是非とも新幹線でお越しになってください。大歓迎いたします (^^)
♪みーちゃん、こんばんは ^^
そうですね。北海道からだと飛行機が断然早くて安いですよね。
黒部峡谷ですか?いいなぁ。是非ともお越しになってくださいね。
長文をご熟読いただき、どうもありがとうございます。
これからお嬢さんやご子息が旅達を迎えられるみーちゃんとしては、色々と考えることが
あると思います。
おっ?okkoさんと一緒に見えられるの?それは尚更嬉しいです。楽しみにしていますね。
三男の件に暖かいご意見、ありがとうございました。
まぁ、みーちゃん家は大丈夫でしょう (^^)
♪さる1号さん、こんばんは ^^
別姓に対してご賛同、ありがとうございます。
ホントにヒステリックな感じがしますよね。もっとちゃんとしたお話が出来ないのかな?
我が家のカミさんも、ボクと同じ苗字になる日を楽しみにしていたと言ってます。
三男に対してのお言葉、ありがとうございます (^^)
♪いっぷくさん、こんばんは ^^
夫婦の姓に関してはホントにいろんな意見があると思われるので、丁寧な説明が必要だと
思います。
なるほど、いっぷくさんは他の人よりも複雑なご事情がおありなんですね。
一期一会の気持ち、ボクも大切にしたいです (^^)
♪U3さん、こんばんは ^^
別ブログの件、承知しました。
新幹線に関しては開通前から分かっていたとはいえ、ホントに都合が悪いですね。
収益性ばかり追い求めるから東京メインのダイヤになってしまうのでしょうね。
三男の件に関してご賛同いただきありがとうございます。
実はボクも乗り込もうと思ったことがあったんだけど、三男に止められましてガマンして
いたんです。
まぁ、考えようによっては『傷は浅いうちに』で良かったのかもしれません。
別姓についてはボクも同感です。
何であこまで高飛車になれるのか?不思議でなりません。
あんなんじゃきっとうまく行かないと思います (^^;
三男の件では、最初はかなり大噴火してたんだけど、今ではようやく少し落ち着いてきました (^^)
♪ぐーちゃんさん、こんばんは ^^
ホントに若い人のガンは怖いですよね。
ボクも年を取ってたわけではないと思うけど、発見が早くて処置が的確だったんだろうと
思います。
それと、部位が口を開けたら見える場所なので、きちんと取り切れたのかも…
何にしても良かったです (^^;
別姓問題は人それぞれに想いがあると思いますので、一概に決めつけたような事は絶対に
言わない方がいいと思います。
三男の件に関して暖かいお言葉、ありがとうございます。
今は元気で仕事に行っているので、安心しています。
先輩のお墓参り、是非ともお越しになってください (^^)
by なかちゃん (2015-12-30 18:28)